それって無責任じゃない?
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田の個別指導塾勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
本日のブログは、昨日5講時に中学3年生と話した内容について書きたいと思います。
それって無責任じゃない?
最近の教育現場(学校・学習塾等)での先生の生徒への関わり方は、「生徒尊重」「個人主義」が主流です。
当然程度は違いますが、これは小学校でも行われています。
立場や人権については当然尊重されるべきだと私も思います。
しかし、「教育」においては必ずしもそうでなければならいとは私は思っていません。
一方で、上位学年になればなるほど「生徒尊重」「個人主義」は行われるべきであると思います。
何故ならば、様々なことを経験し「自分で考え判断することが出来る」ことが多いからです。
頑張り方を知らない子ども達
それでは、小学生や中学生はどうでしょうか?
この場合、「個人差」も大きく「個別指導」が必要ですが、話がややこしくなりますので省略します。
勉強でもスポーツや習い事でもそうですが、「正しい方法」が身に付いていない場合の話とします。
その場合、間違いや失敗に対して「OK!気にしないで次頑張ろう!!」は有効でしょうか?
気持ちの部分では有効かもしれませんが、「頑張り方」を知らない子ども達には効果がありません。
逆に、間違った方法で頑張ったとしても「逆効果」でしかないと思うのです。
提示すべきは提示する
この場合、「頑張り方」とは「具体的な取り組み方」と言い換えても良いでしょう。
正しい具体的な取り組み方を子ども達に示し、その上で「頑張ろう!」だと思うのです。
そうしないで「次頑張ろう!」は指導者の「無責任」に他ならないと私は思います。
そして、頑張る側の子ども達も直ぐに「自分流」に変えると良くありません。
その方法で一定期間は頑張ってみた上で「自分に合う合わないの判断」をする。
その方が理に適っていると私は思います。
自分で考え判断する
一連の流れが出来るようになり正しい方法が身に付いた子ども達には「次頑張ろう!」でOKです。
また、これらを通じて子ども達自身が「自分で考え判断すること」が出来る機会を増やして行くべきなのです。
そして、それに関わる私たち指導者は「サポーター」「支援者」「伴走者」であるべきです。
しかし、それに至るまでの間は「指導者」「教師」であるべきです。
そして、それらをまとめて「教育者」であると私は思います。
私の行動
私は、時代に合わせながらも「私の思う役割と責任」を果たす覚悟でいます。
子ども達ひとりひとりを見て、その子に必要な支援や指導を行いたいと思います。
私の場合、高校生に対しては「支援者」としての関わりを強く行っています。
しかし、中学生に対してはまだまだ「支援者」としての関わり方では足りない部分が多いのです。
個人差はあるものの、子ども達が知るべきことや身に付けるべきことが沢山あることが最大の理由です。
一方で、そのような子ども達をどのように導くかが重要ですので、今後も模索して行きたいと思います。
まだまだ空回ることも多い私ですので、日々精進したいと思います。
今日も一日元気に明るく前向きに、気を引き締めて頑張りたいと思います。