学校で教科書が使われなくっていることから考えること @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高

みなさん、こんにちは。

 

京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。

 

本日もブログを読んでくださりありがとうございます。

 

保護者のみなさんの多くはご存じだと思います。

 

否、案外みなさんご存じではない内容です。

 

タブレットが支給されてから

 

城陽市では、他の自治体よりも比較的早くにタブレットが支給されました。

 

ただ、当初は自宅への持ち帰りが出来ず、運用が難しい印象でした。

 

しかし、最近では学習プリントや提出物の一部はタブレットで行われています

 

同時に、授業では教科書をほとんど使用しない教科も出てきています。

 

また、先々では教科書も「デジタル教科書」となる予定ですので、「本形式」ではなくなります。

 

そして、教科書に代わるのが穴埋め式の「学習プリント」です。

 

教科書の太字部分や「最低限理解しておくべき内容」を埋めていくイメージのプリントです。

 

また、そういう授業の教科は「板書」もほとんどなく、ノートを書くこともほとんどありません。

 

そして、「教科書は持って帰らなくてもよい」「メモは取らなくてよい」もこの延長にあります。

 

その理由は、勉楽個別の面談ではお知らせしていますが、なかなかデリケートな内容です。

 

どうなるこれからの日本と私に出来ること

 

一方で、先生によっては「本当は教科書を使いたい」と思っておられると推察します。

 

恐らく、「学習プリント」での授業には「深さ」がありません

 

あくまでも「最低限の内容」です。

 

私自身、本当に国は今の方針で教育を進めるべきなのかを検討すべきではないかと思います。

 

教育の二極が進んでいることは、現場では明らかです。

 

今後は更に大きく拡がることでしょう。

 

その上、この超少子高齢化社会です。

 

国の労働人口は減り、日本の人口自体も急激に減少することは明らかです。

 

これまでの「日本の強み」であったモノづくりも、「質の低下」が起こるのかな・・・

 

また、それ以前に「外国への人材流出」も起こるでしょう・・・

 

コロナ禍により「時代の進行スピード」が驚くほど速くなりました

 

そして、学習方法とデジタル教育を結び付けたことが、二極化の進行を早めていると思います。

 

本当は、別々にした方が良かったのではないか個人的には思っています。

 

一方で、私にできることはないのか?

 

それは、子ども達ひとりひとりの勉強の底上げしかありません

 

当然、AIやデジタルを用いる部分もあるでしょう。

 

しかし、基本的には「対面式の個別指導」を出来る限り長く継続すること。

 

そして、「自分で出来ない部分のフォロワー」としてあり続けること。

 

他方、出来る子ども達にはプラスαとして、デジタル教育にも取り組める環境を提供する。

 

今日は、ちょっとそんなことを考えておりました。

 

今日も面談や体験授業生がたくさん来られます。

 

そろそろ気持ちを切り替えて、準備に取り掛かりたいと思います。