答え合わせ @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽中・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
先日画像を貼った灘中学校の入試問題の答え合わせをしておきます。
答え合わせ
問題はこちらです。
実は、難関校によくあることですが、問題で与えられる図は必ずしも「正確ではない」のです。
この前提に立って問題に取り組まないと、最初の段階で間違うことになります。
フリーハンドですが、次の画像の右列の上に「正しいバランスの図」を描いています。
DFとCFのバランスは完全に逆転していますよね。
しかも、△AEBと△EFCは「合同」です。
大切なこと
実は、何故この問題をブログで書いたのか。
それは、中学生にこのような意識をもって勉強をして欲しいからなのです。
逆に言うと、中学受験をする小学生は、必ず「この意識で勉強をしている」のです。
「学校の先生には言われないから良い」という人がいるかもしれません。
実は、さらっと解答に書いていますが、題意から△AEFの3つの角はどれも直角になる可能性があります。
本来であれば、すべてを検証して確定する必要があるのです。
「何となくそう見えるから」「大体90°で大体この二辺が等しく見えるから」
これらは、どちらも検証出来ていないのです。
例えば、「点Fは辺CD上にある」ということは、「点C」「点D」と重なっていても良いのです。
ただ、そうすると等しいはずの二辺の長さが5cmと4cmとなり異なってしまうのです。
このように、可能性のあることは検証し、確実に進めていくことが必要なのです。
現代的には「物事を疑ってかかれ」という表現は良くないと思います。
なので、「1つ1つを検証し、確実なものについて取り組むことが重要」という表現にしておきます。
受験生のみなさんも、是非その意識で問題に取り組むようにしてください。
そして、それは大人になってからも役立つはずですので。