間違いは消す?消さない? @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
長い夏休みも、早い学校では本日が最終日で明日から2学期です。
また、地元公立中学校は、来週28日から2学期開始です。
みなさん、宿題完成の目途は立っていますか?
早々に「実力テスト」が行われる学年もありますし、このテストは進路指導に直結します。
なので、「宿題完成」ではなく「実力定着」が重要ですからね。
実力養成・定着のために
だからということではありませんが、私は「提出物」という言葉が嫌いです。
提出物の本来の目的は、普段の勉強やテスト勉強に取り組んだ内容やプロセスを評価することでした。
当初は、今よりも内容が濃くもっと「自主的に取り組んでいた」と思います。
しかし、今は「提出する為に提出できる状態にすること」を優先している子どもたちが非常に多いです。
正直、そのような勉強ではなかなか結果に結びつかないでしょう。
また、間違った問題に対する意識や取り組みも変わっています。
「誤答を消して正しい答えを書き写す」
「解答解説をそのまま書き写す」
中には、きちんと答え合わせをせずに「適当に〇を付ける」子ども達もいるようです。
間違いに目を向ける
一方で、きちんと「どう間違ったのか」について途中式や考え方を再検討する子ども達もいます。
その為に、解答解説を一行一行しっかりと読んで理解した上で間違ったポイントを明確にします。
そして、改めてもう一度自分の力で間違い直しをするのです。
このプロセスが非常に重要で、そのスタートが「どのように間違ったのか?」を明確にすることです。
現代的には「出来たことを承認すること」の優先順位が高いと思います。
当然それはそれで良いことです。
しかし、より高みを目指すのであればそれと同じくらい「間違いに目を向けること」も重要です。
先日も、ネットニュースで『東大生推奨「本当に暗記に効くノート術」』でも「自分の間違いに目を向けることの重要性」が書かれています。
良かったら覗いてみてください。
実際に自分で解く
また、解答解説を目で追って読むだけの子ども達がいます。
この場合、「解き方」が書かれた解説を読むので「うんうん、そうなんや」と思うことが出来ます。
しかし、実際に問題を解くことが出来るかどうかは「解いてみないとわからない」のです。
なので、必ず自分で書いて自分の力で解くことが重要です。
そして、出来ればこの時点で「タイパ」や「コスパ」は考えないで欲しいとも思います。
早い段階で労を惜しむと、結果的にあまり良い結果に繋がらないことが多いのです。
最初は、「慎重に着実に1つ1つ正しく進めること」を心掛けることが大切です。
そして、それが出来るようになってから「正確に速く」に取り組むとより効果的です。
これらのように、勉強内容によって「勉強を区別する」ことが重要です。
一度にすべてのことをクリアに出来るわけではありませんので、注意して取り組んでくださいね。