英単語チェックテストを終えて思う
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田の個別指導塾勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
今年の夏期講習は変則日程ですので、本日が最終日となります。
英単語チェックテストを終えて
夏期講習中の中学3年生の英単語テストは昨日が最終日でした。
また、23時を過ぎても4名の生徒が残っている状況で、最終的に不合格のまま終了を迎えた生徒もいました。
そんな中、私が指示した勉強方法とは違う方法でも、本人たちが頑張っていたことは分かっています。
なので、非常に残念ですし悔しい想いもあります。
教育サービス業としての学習塾
学習塾は第三次産業であり「サービス業」に分類されています。
顧客対応があるという視点から見るとその通りです。
その一方で、子ども達だけでなく保護者の方にも「指導」をしてく仕事でもあります。
そういう意味では「サービス業らしくないサービス業」と言えるかもしれません。
また、常に「結果」を求められる仕事でもあります。
そうすると、顧客のみなさんのご要望を伺っても「そのままその通り」という訳には行かない場合もあります。
今回の中学3年生の英単語テストでも、自分なりの勉強方法でテストを受験し注意される生徒が本当に多かったです。
同時に、何度注意をし約束をしても毎日同じことを繰り返す子ども達が本当に多かったです。
時代の変化で片付けて良いのだろうか
5年前の中学3年生は、生徒達もこちらの指示する勉強方法で取り組んでくれる生徒ばかりでした。
仮に出来ていない場合は、必死にこちらの勉強方法に合すよう努力してくれていました。
そして、親御様もそれを一生懸命応援しておられる方がとても多かったです。
しかし、最近は「自分なりの勉強の仕方」を本人も親御様も希望されることが多くなりました。
それで結果が出れば良いのですが、なかなか結果に変化が表れないことが多いのです。
そして、今年の英単語テストの結果は夏期講習途中入塾生を除き「5名の未修了者」が出ています。
これは、もっと沢山の中学3年生が在籍していた時と比較しても最も多い人数です。
「何かが足りない」
個の尊重や個性を伸ばす教育も本当に大切です。
ICT教育も当然大切です。
しかし、私は何かが「足りていない」と感じてしまうのです。
確かに「傑出した人物」は出る時代になりました。
一方では日本人の教育における実力ランキングは、諸外国のレベルアップもあってか下降し続けています。
日本企業の国際競争力も下降しています。
そして、それは小泉政権下で行われた「欧米化」が起点になった様に私は思います。
「日本らしさ」「日本人らしさ」を手放し、経済も教育も欧米諸国を参考にし出したあの頃です。
大切なお子様を預かる立場の私自身も、どう考え判断し行動すべきかについて今一度熟考すべき時であると痛感しています。
本日で夏期講習も終了しますので、しっかりと頭を整理して考えてみたいと思います。
画像は、昨日の6講終了頃の第2教室の様子です。