未来にどうつながっているか @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別 寺田小・寺田西小・寺田南小・今池小・富野小・深谷小・久世小・久津川小・古川小・城陽中・西城陽中・東城陽・北城陽中・南城陽中・南陽高・城南菱創高・莵道高・久御山高・城陽高
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
本日のブログは、ちょっと辛辣な内容になるかもしれません。
出来ないことを放置しないこと
勉楽個別の生徒諸君と話をしていてとても心配になることがあります。
それは、学校の先生方が子ども達に話されている内容です。
当然、お子様方一人ひとり状況が違います。
勉強が得意なお子様、逆に苦手なお子様。
また、運動やコミュニケーション力もそうでしょう。
その中で「出来なくても仕方がないよ」というフレーズを「魔法の言葉」のように使われています。
しかし、その後に出来るように導かれることもありませんし、何なら触れられることもありません。
当然、その結果、出来ないことは出来ないままで成長していきます。
例えば、分数の約分の仕方です。
(2+5)/4 ⇒分子が「2+5」で分母が「4」です。
この分数は、約分をしてはいけません。
しかし、中には「(1+5)/2」とする中学生がいます。
一方で、「(2×5)/4」の場合は約分が可能となります。
なので、「(1×5)/2」となるのです。
また、この処理方法は中学生・高校生になっても「基本計算力」として必要になるのです。
勉強も人間的成長もすべて未来に繋がっている
しかし、そのようなことを語ることなく「出来なくても良いよ」というのは無責任に感じるのです。
何故ならば、「出来なくても良い」が身に付いた子ども達は、その後も同じように行動することが多いからです。
「三つ子の魂百まで」というよに、幼少期の習慣や行動基準はなかなか抜けることがありません。
私自身もこれでかなり苦労をしました。
だからこそ、「まだ幼いから出来なくても仕方がない」としないでおくべきなのです。
また、大切なことは「適切な課題を適切に与えること」だと思うのです。
ここを間違うと「難し過ぎて出来ない」となるのです。
一方で、出来ることだけを与えてもダメで、「少し努力をすると出来る課題」を与えるのです。
そひて、それを積み重ねることで「難しいことでも努力すればできる」と思えるのです。
学校の先生方が難しい立場であることは理解しているつもりです。
だからこそ、「子ども達に未来を語って欲しい」と思うのです。
「目の前の苦労がどう未来に繋がっているのか」を聞かせてあげて欲しいのです。
「子は宝」ですが、その「宝」も過保護にするとダメになってしまいます。
教育を通じて手を掛け、鍛錬し、磨き上げて「素晴らしい宝」に導くことが私たち「教育者の使命」だと思ういます。
当然、ご家庭への配慮も必要ですので、それを踏まえた上でということです。